事業内容

BUSINESS

私たちダイナックス工業は創業から70年以上に渡り、姫路の地で世界中の車に使われる電装品や機械部品を作り続けてきました。部品生産のみならず材料加工・検査・品質管理まで、確かな技術とノウハウで一貫した生産体制を備えています。

生産部門のご紹介

精密機械加工部門

冷間鍛造でシェイプアップされたワークを用い、精密仕上げ加工(NC旋盤・研削盤・転造盤・マシニング等)を行います。
弊社の強みは「素材からの一貫生産」と「自動設備を連結した完全自動化」。素材から製品になるまでの歩留まりの良さに加え、素材生産と加工部門それぞれが連携し素早く的確な対応が可能となっています。また完全自動化により、超大量生産製品においても高レベルのQCDを実現しています。

精密機械加工部門の主な製品
  • ACシャフト
  • MGシャフト
  • Qボス(カップリングボス)

回転塑性加工部門

自動車電装品の一部である「ポリVプーリ」を“スピニング”と呼ばれる回転塑性加工技術を用いて生産しています。スピニングは回転中の材料に回転ダイスを押し当てて形状を転写、素材を削らずに目的の形状に変形させる技術で、これを二回繰り返すことにより「ポリVプーリ」が完成します。
スピニングのキーポイントは充満速度を制御するための第一ダイス補正技術です。切削レス・ワンチャッキングによる短時間加工を実現しています。
スローガンはグローバルコスト・ハイクオリティ!

回転塑性加工部門の主な製品
  • ポリVプーリ

熱間鍛造部門

加工する金属に対して高温加熱を施し軟化させ、そこに大きな圧力を加えることによって型形状に成形させる工法です。冷間鍛造に比べると精度は劣りますが、低コストで尚且つ省材料化・省切削化が可能という特徴があります。
弊社ではフォージングプレス1000t・1600tを保有しており、加工だけではなく型設計・型製作・材料切断・焼準など、社内で一貫生産・一貫管理が出来るのが強みです。
熱間鍛造では主に二輪車や建機、農機具等のパーツを製造しています。

熱間鍛造部門の主な製品
  • 二輪車に使用される各種部品
  • 農機具に使用される各種部品
  • 建機に使用される各種部品

冷間鍛造部門

加工する金属に対して常温で大きな圧力を加え、型形状に成形させる工法です。
弊社では両手押しボタンの単発プレス・ロボットによる自動単発プレス・縦型トランスファプレス・横型フォーマ・焼鈍・ボンデ・材料切断(プレス・鋸)を保有しています。
冷間鍛造では主に自動車電装品部品の製造が大半を占めており、高精度化・後工程無加工化・超大量生産対応が可能となっています。

冷間鍛造部門の主な製品
  • コアスイッチ
  • ピニオン
  • プランジャ etc...

品質管理部門

国際規格ISO9001:2015(JIS Q9001)を認証を取得し、厳密な品質保証体制・システムの下で良質な製品を提供します。
設備面では高精度・高効率測定設備保有はもちろんのこと、「人による目視」に置き換わる自動化機器導入を積極的に進めており、少人化・高精度を実現させます。

技術部門【生産技術(設計・開発)】

流動中製品を円滑に生産するためのサポートを行う部門。QCDを高めるための技術アプローチや安全活動、省エネ活動を遂行し、近年ではロボット技術を磨くことで高レベルでの自動化を推進しています。
また、弊社が保有している技術のさらなる深化と新たな技術吸収によりハード面・ソフト面の「変革」のため一丸となって開発に着手しています。